2019年 01月 31日
私立大学入試が始まります。
関西では、関関同立をはじめとして、私立大学の入試が毎日どちらかで実施される頃となりました。難関第1グループは関関同立、第2グループは産近甲龍といったところでしょうか。
2月に入れば連日、あるいは1日置きに受験をすることになっている受験生も数多くいます。大変だとは思いますが、ここはひとガンバリするしかないでしょう。学校の定期テストでも3日、4日と続くわけですから、体力の心配などする必要はありません。
ところで、私立大学が第一希望の受験生の皆さんは、ただ一生懸命に受験するだけですから、そんなに注意すべきことはありません。やるだけやったらあとは静かに結果を待つのみです。
国立大学が第一希望の受験生の皆さんは、私立大学を受験する時は事前の心構えが重要となります。漠然と受験して、合格できるつもりが不合格となったとき、国立前期入試に響くことになります。
目的の明確化。
国立大学が第一希望の人が、私立大学を受験するのには様々な理由、あるいは目的があると思います。浪人はしたくないのですべり止めとして受験しておく、合格しても行く気はないけれど受験を体験しておく、この二つでしょうか。
すべり止めとして受験する人は、関関同立以外にも第2グループの大学の受験も必要となるでしょう。もっとも、それなら浪人する、という人もいるでしょうが。
単に受験を体験しておくため、と言う人も含めて、関関同立ぐらい合格できるだろう、そうでなければ京大や阪大には合格するわけがないのだから、などと考えているとこれはひどい目に遭うかもしれません。
2月初旬と、2月下旬とではかなりの実力差があるケースがあります。私立大学入試は、3科目入試が多く、3科目ともそこそこの点数をはじき出さないと合格できないのです。1科目失敗したら、即不合格です。
私立大学入試の心構え。
合格できると思い込んで、甘い考えで受験することだけはないように自分に言い聞かせましょう。そうでないと、不合格となったときに、自信がぐらついて国立大学受験にマイナスとなります。
受験する限りは最低限度1年分だけでもいいですから過去問に目を通して、問題と出題形式に慣れておきましょう。
受験する限りはどうしてでも合格してみせる、という気迫は必要です。その状態で受験しないことには、国立大学受験の準備にはなりません。
そして不合格となったときの心の準備が必要です。それは一人一人の受験生の皆さんの個性が違いますから、一律にこうしましょうとは言えません。でも間違いなく言えることは、終わったことは忘れることです。関関同立を失敗して、京大、阪大に合格した人は、そんなに珍しくもなく居ます。
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