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学理教育セミナー リセ

文高理低、安全志向の大学受験。

今年の大学受験の傾向。

ほん数年前までは、理系希望者が多く文系希望者が少ない「理高文低」の傾向にありました。その理由は様々に語られてきましたが、時の経済状態に左右されるのが大きな原因となっているようです。

ところが今年の入試では「文高理低」の入試となっています。学部を絞れば、ほんの数年前では人気の低かった法学部が、今年はかなりの人気学部となっています。これまた確定的な理由などないのですが、受験生心理は流されるのですよね

定員の方は、国公立大学の2次試験募集定員は日本全国で7万8千人です。センター入試は50数万人が受験しますが、その内国公立大学に入学できるのは7万8千人だと言う訳です。

私立大学の方は、募集定員の厳格化により合格者数が減少しますから、難関私立大学は敬遠され、その次のランクの大学が人気しているようです。早慶上理は敬遠され、MARCHが人気しています。関西では関関同立よりも産近甲龍の人気が高いです。

受験生と保護者の安全志向。

上を目指して浪人覚悟で難関大学を受験する、このタイプの受験生は減少しているようです。まずは現役で合格できるところを目指し、浪人は避けて無理をせずに安定した生活を目指す、こちらの方を選ぶ受験生と保護者が増加しています。

ですから、まずは自宅から通学できる大学が重要な条件で、下宿前提の大学は避けられています。世の中全体の傾向かも知れませんが、無難であることを第一に考え、無理な背伸びをせずに安定した将来を描こうとするようです

対極にある考え方として、まずはNのような中高一貫校に進学し、何が何でも東京大学、あるいは国立医学部に合格し、輝ける(本人はそう考えている)将来を実現する、と言った人も一定数存在します。

でもそれは最近では少数派で、年々無理をせずに、できる範囲内で大学受験をし穏やかに人生を歩もうとする志向の人が大半を占めているようです。

ハイレベルを目指す少数派の人へ。

国公立大学の後期入試は、ほとんど募集されない状況になってきました。東大と阪大は全く募集がありません。あっても非常に募集人員が少なく、とんでもない倍率となって合格は見込めそうにはありません。

前期入試で合格し切りましょう。まずはそのためにはセンター入試での高得点が必要です。ここでしくじれば、2次テストでの逆転合格はなくはありませんが、ほとんど可能性がありません

今日と明日の2日間であっても、希望大学の傾斜配点を考えて、最重点科目のみ知識を詰め込むことです。例えば、京都大学工学部希望生は、社会の知識詰め込みに集中することです。

その学習を通して、集中力を高め、モチベーションを高めるようにしてください。私はいつも言っていますように精神論者ではありませんが、ここまで来れば、負けん気だけでしょう。勝利あるのみです。健闘を祈ります。


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# by lyceelycee | 2019-01-17 16:44 | リセ

大学受験制度のリセット。

いくら小手先の改革をしてみても。

教育をめぐる問題点は数多く存在する。確実に是正して行って、より良い教育を施すべきだ。入試制度にもたくさんの改善すべき問題点が存在する。よしそれならば受験制度を改めてみよう。

歴史的流れの中で、一定の年月が過ぎ去ると必ずこのように言われだす時がやってきます。そして何もしないと怠慢が問われそうになって、何かはしてきました。結果、すべては失敗でした。

受験制度をどんなにいじくったところで、教育を良くするための改革にはつながってこなかったのです。ただ不平不満を言わない、右向けと言われれば素直に右を向いている若者を大量に育てることには成功してきました

少し言い過ぎかな、と言う気はしますが、賛同してくださる方もいらっしゃることだと思います。新しい物を求めて何も効果がなかったのなら、、一度元に戻って見つめ直すことが必要ではないでしょうか。

共通一次テスト以前に戻してみては。

私が大学受験をした後で共通一次テストが始まりました。もうご存知の方は少ないでしょうが、国立一期校、二期校と呼称して、3月の3、4、5と三日間入学試験をしていた頃に私は受験をしました。

その当時、ことさら受験地獄などとは感じていませんでした。マスコミがそのような表現をして、現状反対勢力を煽っていたことは覚えています。後に始まった共通一次テストのおかげで、受験生の負担が減ったわけではありませんでした

私と同世代の大昔の高校生と、現在の高校生を比較した場合、英語力、国語力、数学力、すべての面で過去の高校生の方が上回っていたように思えます。それを示すデータもあるやに聞いています。

勇気を持って、今現在の入試制度をリセットして、共通一次がなかった頃の受験制度に戻してみれば良いと考えます。そして改革の失敗に対する反省の元、新たに改革をしていくべきでしょう。

暴論を紹介します。

日本全国の国公立大学を全廃して、すべて私立大学化する。東京大学を無くすだけでどれだけの国家予算が削減できるか、またその敷地を売却するだけで途方もない資金を生み出せる。

更に、大学受験をなくし、だれでも入学を希望すればどこの地域の大学にも入学できて、自由に学びたい学問をすることができる。純粋に何かを学びたい者だけが入学してくるように、卒業証書は発行しないことにする。

テストもない、単位認定もない、学年制度もない、成績表と卒業証書はもちろんない、あるのはただ学ぶことだけ。そして学びたいことを学んで何かができるようになれば、その時点で大学からは去っていき、身に付いたことで社会に貢献する

日本全国のどこにも大学があり、だれでも入学できる。個別の大学名はない。ただ大学と言う学びの場があるだけ。医学を学んで医師として社会に貢献する。そのためには医師としての適格性があるかどうかを試す国家試験は継続する。いつかこんな時代は来ないですかね。夢想でしかないようですが。


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# by lyceelycee | 2019-01-16 17:30 | リセ

心静かにセンター入試を受験しましょう。

無理なことかもしれませんが。

センター入試まであと4日となりました。自信満々の人(数少ないと思いますが)、不安感いっぱいの人、未だに焦っている人、開き直っている人、どうでも良いと思っている人、その他様々な精神状態の人が居ることでしょう。

あなたが何を考え、何を感じているかは分かりませんが、好結果を生み出すためには、心静かに受験し終わることです。センター入試が終了するまでのあと6日間、気持ちが揺れ動く毎日を過ごすことでしょう

特にテスト中にパニック状態に陥って、非常に出来の悪い科目ができたとき、それは一生忘れられない思い出となることでしょう。5教科7科目も受験すればそれは避けられないことなのですが、それでもやはり、心が折れそうになります。

ですから、前もっていろいろなケースを想定して、精神コントロールを図ることを考えておいた方が良いです。まず前提として、心静かに受験することにしようと思ってください。決意するなどと不必要に構えることなく、自然体で思う程度にしてください。

精神コントロール。

冷静な判断としては、7科目受験した場合、思い出したくない涙の出るような科目が1つ、日頃の自分では考えられないような不出来なものが1つ、そう、出来の悪い者が2つは出るものです。

逆に気にはしていたけれど、思いのほか良く出来て、試験終了後手ごたえを感じる科目が1つは出ます。また、いつものようによくできたと思える物が2つ出てきます。出来の良い物が3科目出ます。残る2つはまあまあで終わるでしょう。

成功せもなく失敗でもなく、以上のような形で結果が出てきます。ですから、最初からそのようなことが起こると心の準備をしておけば、初日の1科目目のテスト中にパニックに陥りそうになっても、これか悪いのは、と思えて、少し落ち着けます

気楽に考えましょう、どれか悪いのは出てくると思っていた、これがそうなのか、だったらあとの科目はできるだろう、こんな風に冷静さを取り戻せば良いのです。

テスト中に心がけること。

どんなことがあっても最後まであきらめないこと。中には1日目の出来が悪いからと言って、2日目欠席をしてしまう人がいます。最後まで諦めてはいけません。1日目の出来が悪ければ、2日目はできるに決まっています。そう言い聞かせるのです。

テスト中休憩時間に友達と答え合わせをしない。終わってしまったテストの答え合わせをそたところで、テスト点数は上がりません。間違いに気が付けば、その分落ち込んで次のテストに響くだけです

テスト中は自分が一番賢い人間で、誰にも負けるわけはないと言い聞かせて、決して反省はしないことです。テスト途中だと言うのに、もっと勉強をしておけば良かっただとか、悪いことを考えて下を俯いているのは自虐行為です。

自信満々であと数日を過ごしましょうとは言いません。自然体で自分にできる勉強をして、心静かに受験し終わるようにしましょう。そうすれば、おのずと結果は現れるでしょう。結果良ければ喜んで、不運にも悪かったとしても、命まではなくなりません。


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# by lyceelycee | 2019-01-15 16:53 | リセ

貴重な体験、大学受験。

2月末まで貴重な体験ができます。

不安感いっぱいで、センター入試に向けて最後の学習をしている受験生のみなさん、速くこの状態から解放されたい、と願っている人がほとんどでしょう。でもとりあえず、センター入試まではあと少しです。

実際のところは、2月末の国公立大学前期入試が終わるまでは解法されませんが、毎日必要なことを確実にこなして行って、あまり先のことは考えずに悩まないようにしてください。

確実に言えることは、一生のうちで、今しか経験できない貴重な体験をしていると言うことです。不安感と闘いながら、真摯に合格を目指し、一生懸命に学習を続けている。こんな経験は今しかできないことです

合格するも不合格となるも、すべては自己責任です。人の所為にすることはできません。そして、最近発覚してきた私立医科大学の不公平な扱いはあるものの、大学受験は全員が公平に扱われる綺麗な世界です。

後悔しないために、などとは言わないようにしましょう。

不合格となっても、決して後悔しないようにしっかりと勉強しておきましょう、とは私は言いたくありません。

何が何でも合格するのです。私は精神主義者ではないつもりですが、この気迫は必要です。どんなに努力をしていても、不合格となったのでは後悔します。

後悔しないのは、合格したときだけです。このことを忘れないでください。言い訳のための準備ではなくて、合格のための準備をしましょう

今、貴重な体験をしていますが、この体験は合格することによって完結します。そしてその体験が、これからのあなたの一生を通じて、困ったときの支えになってなってくれることでしょう。

最後の詰めは大丈夫でしょうか。

英語の発音とアクセント、細かい文法知識の整理、数学の諸公式類、古文法、漢文の句形、その他理科社会の頻出事項の確認、言い出せばキリがありませんが、可能な限りチェックしておきましょう。

出て欲しくない、と思っていることを書き出してみましょう。書ければ、それを順番に一つずつつぶしていきましょう。それで随分と気分がすっきりとします

データ分析の公式類は大丈夫ですか、2項定理はどうでしょうか、方べきの定理も使えるようになっていますか。私の方が心配性になっているのかもしれませんが、皆さんの方でも整理してください。

毎晩寝る前に、一言つぶやきながらノートに書いてください。「これでまた1日合格に近付けた」、と。


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# by lyceelycee | 2019-01-10 18:11 | リセ

10日後センター入試です。

あと10日後となりました。

久しぶりのブログ更新です。生徒諸君の合格祈願をするために、元日からあちこちの神社へ出かけました。八坂神社は意外と人が少なく、北野天満宮はかなりの人がお参りに来ていました。

下賀茂神社は人が多くてざわざわとしていましたが、糺の森は静かで、不思議な静寂の中で落着けました。私の生徒を合格させてください、とここでは真剣にお祈りをしました

もちろん、他の神社においてもお願いをしたのですが、下賀茂神社においては特に真剣な気持ちで祈願をしたように感じます。

さて、本当に合格できるかどうかは、ここからの10日間の私の指導が大きく左右するはずで、精神コントロールをうまく図ってあげなければいけません。

自信があるかどうかは関係ありません。

よく自信を持つことが重要であるとは言いますが、私はそのようには考えていません。そういったことを意識すること自体が、既に自信の無さの裏返しで、もう既に負けています。

自信があろうがなかろうが、それとは関係なく、自然体で謙虚に受験することが重要であるとお伝えしたいです

自信がないのなら、おどおどしていても良いことです。ただ、おどおどとしながらも、謙虚にできるだけのことをしておけば良いのだと考えて、ありのままの自分を表現してくることです。

それができれば、あとは心静かに結果を待つことにしましょう。今の自分にできる限りのことをすれば、それ以上のことはできないのですから。

さあ、直前の10日間を充実させましょう。

まず早寝早起きをするようにしましょう。自宅から受験会場までの所要時間を考えて、試験開始の3時間前に起きるようにしましょう。

朝起きてから3時間後が、頭が明晰になる頃です。このことを意識してください。次に実際の学習ですが、これは理科と社会に集中するようにしましょう。

一つでも二つでも知識を増やして、1点、2点を稼げるようにしましょう。第一希望大学の傾斜配点を良く見た上で、ピンポイントの対策を取るようにしてください

京大工学部のように、センターの数学と理科は足切に影響を与えるだけで、最終合格には評価されません。こういったこともありますから、注意して確認をするようにしてください。健闘を祈ります。


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# by lyceelycee | 2019-01-09 17:14 | リセ

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