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学理教育セミナー リセ

医学の将来に対する老婆心。

優秀な人材は医学に向かう。

多くを語るのはやめておきますが、東京大学理科Ⅲ類(医学部)と京都大学医学部(もちろん医学科です)に、灘からそれぞれ18名、21名が合格しています。

今年の入試もこのような形で終了し、これがもう既に十数年続いています。

灘に限らず、国公立大学の医学部合格者は、一部の超優秀進学高の生徒に独占されており、その他の高校の生徒の付け入るすきはありません

まずは現状はこういうことなのです。

ただペーパーテストの得点力が優れているだけで、その他の面では欠けている所もあるだろうと言えなくはありませんが、平均して彼らは優秀です。

優秀な人材は医者を目指す、これが今の世の中の傾向の一つでしょう。

東京大学医学部の中。

医学部生の4人に1人は灘の卒業生です。

そして、指導教官も灘の卒業生が数多くいるわけです。

灘高校OBが主催する東京大学医学部、などと口の悪い私の友人は言います

これが本当に良いことなのかどうか、憶測で物を言うのは良くないと承知はしていますが、やはりおかしいのではないかと思うわけです。

けれども、決して灘高校が悪いわけではありません。現状のようなことになっているのは、灘高校には何も責任はないのですから。

しかし、それでも日本の医学の将来にとって、この傾向は良くはないのではないでしょうか。偏る、という意味においてです。

教員に医者と同レベルの評価と経済力を。

困難を極めることは承知していますが、教師に医者と同レベルの評価と経済力を保証することはできないでしょうか。

人の命を救うことと同じぐらい、子供の教育は重要なことです。

国の将来を支えるのは子供たちであって、その子供を教育するのは何よりも大事なことです

教育改革は、制度をいくら変えても効果はありません。優秀な教育者が必要なのです。人材の問題です。

若者のTOPレベルは医師を目指します。決して教員は目指しません。

現実を言えば、医学部希望の高校生は、将来の職業として教員となることにはまったく魅力を感じていません。

彼らの目が教員に向くとすれば、医師と同レベルの社会的評価が教員に与えられたときでしょう。



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by lyceelycee | 2017-03-14 14:40 | リセ | Comments(0)