2009年 11月 25日
来年の私学入試は易化。
少子化と経済不況が原因して、中堅以下の大学は学生確保に困難を極めていますから、どんな学力状態であっても、どこかの大学生にはなれます。
もっともそんな大学に行ってもほとんど意味はありませんが。
高校入試におきましても、同じことが言えます。
特に大阪では、来年の公立高校は定員が増えますし、授業料無償化が大きな影響を与えて公立人気が間違いなく高まります。
その裏側では、私立高校にとっては生徒確保が厳しい環境となりますから、定員割れを意識して、受験者全員に合格通知を発送するところも増えることでしょう。
一部のハイレベル高を除けば、非常に入り易い入試となることは明らかです。私立高受験は、基本的に強気の受験をしても良いのではないかと思われます。
中学受験も同じです。
中堅以下の私立中学は定員割れの可能性があり、2回受験すれば、1回目は不合格となっても、2回目の受験で合格させてくれるでしょう。
例年よりはまず間違いなく楽な入試となりそうです。それだけに、超ハイレベル校はより一層競争が激しくなるものと思われます。受験校選びの参考にして頂ければ幸いです。
高校回想録ACT15
英語で泣きまくる
高校3年生を迎える春休みに英語学習を始めました。
中学生時代は英語が得意で、大学受験用の参考書を買ってきて自分でそれを読み、今にして思えば高1レベル程度は終えていたように思えます。
しかし生来のおめでたい性分で、何を血迷ったか、もうそれで英語は卒業したと思い込んでいたのです。まだスタートラインにも達していなかったのに。
ですから、高校生になってから、ほぼ2年近く英語を全く勉強していなかったのです。
私は勉強は自分でするものだと思っていました。
誰かに教えてもらう、そんなことは一度も考えたことはありませんでした。本を読めば分かるじゃないか、そう思っていたのです。
その結果、英語の授業など何も聞いていない。予習どころか復習もしない。その上テスト勉強もしない。英単語を覚える場面は皆無。そうして高3を迎える春休みとなったのです。
まず当時定評のあった英語学習3部作を揃えました。
新々英文解釈、新自習英文典、和文英訳の修業、以上の3冊です。確かに読めば全てが理解できるのです。最初はなるほどなるほど、と順調に読んでいました。
一定量を読み進めて、東大と京大の過去問に取り組んだとき、額から汗が出ました。
さっぱり分からないのです。
文章が全く読み取れないのです。単語は知らないものばかり、構文も良く分からない、英作にいたっては全く英文が思い浮かばない
愕然としました。そんな経験などしたことがなかったからです。
このとき、書いてあることを読んだり、人の説明を聞いて分かることと、自分でできるようになることとは何の関係もないのだ、と思い知らされました。
ここから苦闘が始まりました。明日続きを書きます。
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